成功への近道「失敗の予防線」を張らずにマインドセットする方法

自己肯定感・心理学

こんにちは、赤浦コウです。

本記事では、「失敗の予防線」を張らずにマインドセットする方法について解説します。

こんなお悩みを解決します

「何かを成し遂げたいのに失敗を恐れてチャレンジできない。」
「始めることはできたけど、言い訳ばかり考えてしまって続かない。成果がでない。」

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ここからは、中島輝氏の「1分自己肯定感」を基に自身の経験などを踏まえながら解説します。

失敗の予防線を張るな

大事な試験や試合の場おいて、こんなことを言ったことがる、あるいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

・「全然勉強してないんだよね」
・「体調が悪くて何もできなかった」
・「昨日あんまり寝てなくって…」

「もしかしたら失敗するかも…」という状況の時に、ついつい周囲に弱音を漏らしてしまった経験はありませんか? これは、人間の特性のひとつであり、「セルフハンディキャッピング」と呼ばれます。

「セルフハンディキャッピング(Self-handicapping)」とは

セルフハンディキャッピングとは、失敗の予防線を張ることです。あらかじめ自分にハンディを負わせて、できなかった場合に外的要因を原因にする心理状態を指します。これは、万が一自分が取り組みに失敗したときに、周囲から「無能な人」という評価を受けないようにするために、無意識にやってしまいがちな行為です。

2種類のセルフハンディキャッピング

セルフハンディキャッピングの種類は、大きくわけて2種類があります。

主張的セルフハンディキャッピング

主張的セルフハンディキャッピングとは、自分が困難な問題に直面しているとき、周囲に言い訳をするような場合です
たとえば、「全然勉強してない」「体調が悪い」などと周りアピールし、達成できなかったのは自分のせいではないと主張します。

獲得的セルフハンディキャッピング

獲得的セルフハンディキャッピングとは、試験前日にゲームや掃除などをして、あらかじめできない原因を自分に課してしまう状態です。つまり、うまくいかなかった場合の自己弁護の材料にするわけです。

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どちらのセルフハンディキャッピングも無意識にやってしまいがちですが、残念ながらこれは、うまくいく確率を下げてしまいます。うまくいかないどころか、失敗を正当化するために、ますます周囲へのアピールや自己弁護の材料を増やすようになってしまいます。

「では、どうするか?」について次に説明します。

セルフハンディキャッピングの克服法

セルフハンディキャッピングの負の連鎖から抜け出すには、まず第一にセルフハンディキャッピングという特性があると知ることが大切です。自分が自分をだまして、大事な行動を先延ばしにしたり、わざと本気で取り組まないようにしていると気づき、対策をとることが欠かせません。

「いい選択」より「行動の量」が重要

セルフハンディキャッピングを克服するには、いい選択をしようと悩むより、行動の量を増やすことが重要です。

たとえば「1万時間の法則」という有名な研究があります。これは、心理学者アンダース・エリクソンによる「どんなに才能にめぐまれた人でも、その才能が花開くには、1万時間の地道な努力が必要である」という理論です。

もちろん世の中には、ものすごい速さで成長・成功する人がいるのも事実です。しかし多くの場合、1万時間とは言わずとも、長い時間地道に取り組んだ末に成功を手にしています。その過程でたくさんの失敗も経験することになりますが、それでも経験を積むことなしに、いきなりずば抜けた才能が花開くことはありません。

「何を知っているか」より「何ができるか」

エリクソンは「最終的にモノをいうのは、“何を知っているか”ではなく“何ができるか”」ともの述べています。新しいスキルを身につけるとき、これまでの知識や経験は役に立たず、行動を起こすべきだという指摘です。やや表現が極端ではありますが、柔らかく言うと「行動を起こさなければ、何も始まらないし、何も変わらない」ということです。

たとえば、何か新しいことを学んだ場合、「なるほど!」と納得できたとしても、知識を自分の頭の中にしまっていては何も起こりません。
また、社会で求められ、評価されるのも、頭でっかちな人より、行動力のある人です。

「人生は全て実験」と考える

中には、「行動が大事なのはわかったけど、行動に移すのが怖い」という人もいると思います。自分のつまずきにショックを受け、次から行動することを避けるようになる気持ちもよくわかります。

そこでおすすめなのが、アメリカの思想家ラルフ・ウォルド―・エマソンの「すべての人生が『実験』なのだ。実験をすればするほど、うまくいくようになる」という考え方です。

よく言われている言葉にすれば、「成功の条件は、成功するまで行動し続けること」となるでしょう。結果、何事も成功する人は成功するまで行動し、そうでない人は結果がでる以前にやめてしまいがちです。

成功者であっても人生の選択を誤りますし、失敗もします。人間誰しもが、大小様々な失敗を繰り返します。成功者はそれでもまた軌道修正し、新しい道をみつけ、行動し続けることをやめません。故に成功を手にするのです。

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まとめ

何かを成し遂げたい場合は、なにより始めること、行動することが大切です。そしてその際、「失敗の予防線」を張らずに、成し遂げるまで辛抱強く続けましょう。

とは言え、 セルフハンディキャッピング は人間の特性ですから完全に防ぐことは難しいのも事実です。そんなときは、自分の発言や行動を客観視して、「これは言い訳かな?」と感じたらすぐに止める努力をしてみましょう。このように客観的な視点で自身の発言・行動・感情をとらえることで、メンタルを上手にコントロールでき、自己肯定感の高まるマインドセットが身につきます。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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自己肯定感・心理学雑記
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